病院薬剤師が使える退職理由9選と退職を決めたらすることリスト

仕事を辞めるための 理由9選 薬剤師の悩み

こんにちは!てぃもです!

「本当は人間関係が嫌で辞めたいけど、本当の理由は言いたくないな…」

「辞めるための良い理由ないかな?」

「退職することになったけど何をしたらいい?」

と思っていませんか?

私も新卒で入った病院の薬局長が嫌すぎて辞めたかったんですが、薬局長に直接それを言う勇気はありませんでした。

なるべくポジティブな理由で辞めたくて、当時ちょうど結婚の話しがあったのでラッキーでした(笑)

そもそも辞める理由を言う必要があるのか問題がありますが、それなりに長く勤めていてそれなりの関係性であれば「なんで?」って聞かれたら答えないとなーと思いますよね。

この記事では最初に「本当は人間関係が嫌で辞めたいけど、本当の理由は言いたくない」という方のために、辞める理由を9つ考えたので共有します。

そのあと病院薬剤師が退職を決めたらすることリストを紹介しています。

執筆者

薬剤師が転職するための理由6つ

まずは薬剤師が転職するための理由です。

  • スキルアップ
  • 今の職場には無い診療科を経験したい
  • 調剤薬局(病院・企業)で働きたい
  • 通勤時間を短くしたい
  • 給料を上げたい
  • 残業が少ない職場がいい

スキルアップ

1つ目はスキルアップしたいからという理由です。

例えば当直のないで病院で働いている方なら、当直がある病院で働きたいからと言えますよね。

実際にこの理由で辞めた後輩がいました。


今の職場には無い診療科を経験したい

2つ目は1つ目の「スキルアップ」と似ていますが、今の職場には無い診療科を経験したいという理由です。

「実はずっとやりたかった診療科があって…ここに入職してからはもういっかと思ってたんですけどやっぱり諦めきれなくて…」みたいな。

例え興味のある診療科が無くても使えますよね。


調剤薬局(病院・企業)で働きたい

3つ目も2つ目の「今の職場には無い診療科を経験したい」と少し似ていますが、調剤薬局(病院・企業)で働きたいという理由です。

今いる環境とは違う環境で、違うスキルを身に着けたい系の理由は向上心が感じられますし良い理由だと思います。


通勤時間を短くしたい

4つ目は通勤時間を短くしたという理由です。

通勤時間が長いと通勤だけで疲れてしまいます。

この理由は通勤時間が長い人しか使えませんが、通勤時間が短くなれば自分の時間も増えますしQOLもアップしますよね。

もし「なんで最初から通勤時間が短い職場を選ばなかった?」と言われたら、「考え方が変わったから」とでも言っておけばいいでしょう。

余談ですが、前職に片道1時間半かけて通勤している薬剤師がおり、「そんなに通勤時間が長いと疲れませんか?」って聞いたら「慣れました。」と返ってきました。

確かに慣れるのは分かるのですが、裏の気持ちは長時間通勤している自分を肯定したいだけなのでは?と睨んでいます。というのも大学時代の私がそうでした。電車の中でいろいろできるしむしろ良いと思っていましたが通勤ラッシュのストレスが戦場以上ということを知らずに6年間も続けていました。(たぶん寿命縮んでる。)


通勤時間を短くしたい

5つ目は給料を上げたいからという理由です。

奨学金を早く返済したいからという理由もプラスするとより効果的だと思います。

ちょっと探せば今いる職場よりも給料の高いところなんていくらでもあるはずです。

病院なら給料が低いところが多いので使いやすいかもしれません。

実際にこの理由で辞めた同期がいました。

もし奨学金を早く返済したいという方がいたら、薬剤師が奨学金300万円を返済するのに何年かかる?を参考にしてください。


残業が少ない職場がいい

6つ目は残業が少ない職場で働きたいからという理由です。

残業が多い職場はただただしんどいですよね。体にも良くないです。

帰ったら疲れてご飯作る元気もなく寝るか、スマホを触って無駄な時間を過ごすくらいなら早く帰宅して有意義な夜にしたくないですか?




一回薬剤師を辞めるための理由3つ

一回薬剤師を辞めるための理由です。ちょっと難易度高めかもしれません。

  • やりたいことができた
  • 結婚に伴い引っ越しする
  • 妊娠した

やりたいことができた

1つ目は他にやりたいことができたという理由です。

前職で、採用面接に来た方が面接官に前職を辞めた理由を聞かれた際に、「ヨガがやりたくて辞めた」と言ったそうです。

後に外国へヨガを学びに行きヨガの先生にまでなったらしいです。

やりたいことが出来たから仕事を辞めて行動に移せる人ってかっこいいですよね。


結婚に伴い引っ越しする

二つ目は結婚に伴い引っ越しするという理由です。

これは結婚相手がいないと使えないですが結婚相手がいれば何とかなりそうですよね。

かなり強力な理由です。

相手がいないよ~という方は【薬剤師の婚活】リアルに出会いがなくても結婚できます!出会い方3選を参考にしてください。


妊娠した

3つ目は妊娠したからという理由です。この理由は女性しか使えませんね。

妊娠してもギリギリまで働く方もいますが、なんらかの理由をつけて辞める理由は作れそうです。


病院薬剤師が退職を決めたらすることリスト

クッキー

退職を決めたらすることをまとめました。

  1. 上司に「辞める」と伝える
  2. 有給休暇取得の相談
  3. 上司又は総務に離職票の有無依頼
  4. 仕事の引継ぎ
  5. 必要な書類の提出
  6. 借りていたものを返す
  7. お礼の菓子折りを用意
  8. 退職日のあいさつを考える

①上司に「辞める」と伝える

まずは上司に仕事を辞めると言わないと始まりません。

辞めようと思っている月の2~3か月前に伝えておくと有給が取りやすいです。

ただこの上司に辞めると言うのが一番の難関。

上司に仕事辞めるを伝えるイベントさえ終わってしまえば気が楽になります。

勇気を出して切り出しましょう!


②有給休暇取得の相談

上司に仕事を辞めると伝えたときに有給消化の話しが出てくると思います。

このときにちゃんと有給消化したい意思を伝えましょう。

私が以前いた病院は有給消化して辞めることがあまり良く思われていなかったため、消化せずに辞めていく薬剤師がほとんどでした。(幸いにも?私はちゃんと消化できました。)


③上司又は総務に離職票の有無依頼

退職後、失業保険を受給する予定の方は離職票が必要になります。

転職先で求められることもあります。

こちらから言わないと離職票を送ってくれない病院もあるので、退職する前に依頼しておきましょう。

私はこのことを知らずに退職してしまい、退職後に病院の総務課的なところに電話で依頼しました。

二度手間なので退職前に確認しておくことをおすすめします。


④仕事の引継ぎ

自分の仕事を持っている場合は誰かに引継ぎます。

より手厚い引継ぎをするなら2か月前には辞めると言っておきたいですね。


⑤必要な書類の提出

病院によって異なりますが、3枚くらい紙を渡されます。

その3枚の中に退職届も入っていました。


⑥借りていたものを返す

入職時に病院から貸与されていたものを返却します。

白衣、調剤印、靴など病院によって返却するものが異なりますので薬局長や総務に確認して下さい。


⑦お礼の菓子折りを用意

菓子折りは気持ちなので必須ではありませんが、あったほうが印象が良いです。

辞めるから印象とかどうでもいいと思う方は無理して用意しなくていいと思います。


⑧退職日にみんなの前で一言あいさつする

退職日にみんなの前であいさつする時間が設けられると思うので、1~2分くらいの挨拶を考えておくといいと思います。




退職話の切り出し又はアポ取りは始業前がおすすめ

8時の時計

なぜ退職を切り出す又はアポをとるタイミングが始業前がベストなのか?

  • 仕事に取り組んでいないので声をかけやすい
  • 仕事が始まってしまうと話しかけるチャンスがないかもしれない
  • 仮に話しかけるチャンスがあっても話題にしづらい
  • 後回しにするとその日一日気がかりで仕事に集中できない

以上の理由より、退職を切り出すタイミングは「始業前」がベストであると結論づけました。

もし働き始める時間が違う場合は、できたら上司の始業前がいいですね。




退職届は必要か?

退職届

「薬剤師 退職」などで検索上位にある記事を見ていると、”退職届を書く”と書かれています。

しかし私が今まで勤めていた病院では”自分で一から作成する退職届”は必要ありませんでした。

というのも病院独自で作成された退職届の用紙があるので書かなくても良かったのです。

私より先に退職した同期が自分で一から作成した退職届を提出したら、「そんなん書かんでいいよ」と言われたそうです。

とはいえ、自分で一から作成しなければならない病院もあるかもしれないので書く前に誰かに相談するか病院の規定を確認してください。




他部署へのあいさつ回りはした方がいい?

クッキー

他部署へあいさつ回りするかどうか迷っているならそこまで関係性が深くないということだと思うので、しなくてもいいのでは?というのが私の意見です。

私が約3年間勤めていた病院ではあいさつ回りはしませんでした。

病棟で働いていた時間もそんなに長くなかったし、仲が良くなった方もいなかったからです。

悩むくらいならしなくて良いと思います。

前の病院で6年間勤めて辞めた先輩は他部署へあいさつ回りをされていました。

なのであいさつ回りをする目安はざっくり5、6年目くらいかなーという感じです。

それくらい働くと「あいさつしたい」という気持ちが生まれるのかもしれません。

まとめ

薬剤師が転職するための理由6つ
  • スキルアップ
  • 今の職場には無い診療科を経験したい
  • 調剤薬局(病院・企業)で働きたい
  • 通勤時間を短くしたい
  • 給料を上げたい
  • 残業が少ない職場がいい


一回薬剤師を辞めるための理由3つ
  • やりたいことができた
  • 結婚に伴い引っ越しする
  • 妊娠した


病院薬剤師が退職を決めたらすることリスト
  1. 上司に「辞める」と伝える
  2. 有給休暇取得の相談
  3. 上司又は総務に離職票の有無依頼
  4. 仕事の引継ぎ
  5. 必要な書類の提出
  6. 借りていたものを返す
  7. お礼の菓子折りを用意
  8. 退職日のあいさつを考える

使えそうな理由はありましたか?

もっと良い理由があれば随時アップデートしていきます。