こんにちは!てぃもです!

実習先の病院のイメージで入職したら思ってたんと違う…
となりませんでしたか?
私はなりました。
実習先の病院薬剤師に憧れて病院薬剤師を選んだものの、新卒で入職した病院の薬剤師は思い描いていた薬剤師像とは少し違いました。
この記事では私の実習先の病院と新卒で入職した病院との違い、入職した病院で得たものについてお話しします。

実習先の総合病院

- 大きな総合病院(500床以上)
- 当直あり
- 専門薬剤師を持っている人多数
- 倍率高い
- ほぼ毎日残業
実習先は大きな総合病院でした。
もちろん当直はあります。専門薬剤師を持っている人も多かったです。
倍率も高く、筆記試験と2回の面接で選ばれた人しか内定をもらえない病院です。
実習期間中、17時に帰宅する薬剤師は一人もおらず、17時過ぎて働くのが当たり前かのように仕事をされていました。
病院薬剤師のイメージは完全にこの病院の薬剤師でした。
当時の私は、残業することがカッコいいと思っていました。
憧れていた薬剤師生活
- 急性期病院で働く
- ほぼ毎日残業
- 専門や認定を持っている薬剤師の中で働く
- いつかdmatメンバーになる
- いつか小児科専門薬剤師になる
新卒で入職したケアミックス型病院

- 中規模のケアミックス型病院(300床くらい)
- 当直なし
- 専門薬剤師持っている人ゼロ
- 誰でも受かる
- ほぼ毎日定時帰宅
療養病棟が多い病院でした。
グループ病院だったので急性期、亜急性期、慢性期の病院がありました。
その中でも急性期で働きたいと思っていたので、急性期を第一志望にしていました。
しかし実際配属されたのは第二志望の慢性期病院でした。
今の私がこの病院の条件を見たら魅力的に思いますが、当時の私はやる気満々めっちゃ働きたい!かっこいい薬剤師になるんや!と意気込みまくっていました。
しかしいざ入職するとどうでしょう。
みんな17時になったら帰るんです。あれ?残業する人いーひんの?
このギャップにかなり落胆していました。てっきり病院薬剤師は漏れなく残業するものだとばかり思っていました。
当時の私は「残業する」=「向上心がある」という固定観念があったのでこの病院の薬剤師はみんな全然やる気が無いのだと勝手に決めつけ見下すヤバい奴でした。
現実の薬剤師生活
- 慢性期病院で働く
- ほぼ残業なしで帰宅
- 専門や認定を持っている薬剤師はいない
- なんとなくやる気なさそうに見える
しかし働いているうちにやる気が無いのではなく、仕事と自分の時間の両立がちゃんとできる職場であることがわかったんです。
むしろ仕事に縛られすぎない環境の方が私に合っていることに気が付きました。
そんな時に転機が訪れます。
入職して半年くらい経った頃、グループ内の急性期病院に4ヶ月間調剤の応援に行って欲しいと言われたのです!第一志望だった急性期病院です。
しかしこの時の私は急性期で働くことにかなり躊躇しました。正直不安でした。断ることもできましたがこんな経験出来ることもうないだろうなと考え、急性期病院の応援に行くことを決めました。
この経験は改めて急性期病院に配属されなくてよかったなーと実感させてくれました。
4か月後、慢性期病院に戻り、やっぱりこっちの方が合ってることを再確認しました。
急性期病院での仕事は一部【病院薬剤師】院内処方の病院ってどうなの?【体験談】で紹介しています。
まとめ:まずは何でもやってみないとわからない

1年目で急性期も経験出来たのは恵まれていたなあと感じました。
とりあえず何でもやってみる精神は本当に大切ですね。
やってみる精神で思い出しました。
チーズはどこへ消えた? (扶桑社BOOKS)という本なんですが、変化することが怖い人におすすめです。
登場人物は4人。変化を恐れて現状維持でいたがる小人と途中で変化しようとする小人、変化にいち早く気付くネズミと行動力のあるネズミがチーズを探しに行く物語です。
本を読むのが遅い私でも1時間くらいでさらっと読めました。
私もずっとやりたかったけど行動する勇気が無かったことがありました。そんなとき、この本に出会い背中を押してもらい行動することが出来たのでとても感謝しています。自分の子どもにもこの本の考え方を教えようと決めています。
あなたは今、やりたいと思っているけど出来ていないことはありませんか?