もう辞めたい?病院薬剤師1年目で辞めた新人薬剤師の話

1年目で退職した 病院薬剤師の話し 薬剤師の悩み

こんにちは!てぃもです!

私が以前勤めていた病院にいつも怒られている1年目の薬剤師がいました。

結局その子はちょうど一年経った時に辞めてしまいました。

この記事ではその子が、なぜ怒られていたのか?なぜ一年で辞めてしまったのか?辞めた後、違う職に就けたのか?をお話しします。

1年目薬剤師がいつも怒られていた原因

手を額に当てて悩む男性

怒られていたというより叱られていたという言葉の方が適切かもしれません。

1年目薬剤師がいつも叱られていた原因を考察し、4つにまとめました。

  1. 反抗的な態度
  2. 独占欲の強さ
  3. コミュニケーションの不足
  4. 部署内メンバーの性格の悪さ

一つずつ見ていきましょう。

原因① 反抗的な態度

注意をしていた先輩薬剤師や薬局長に対して必ず反抗的な態度を見せていました。

一例を挙げると、一時的に仕事が無くなってしまったときにその子は自分の治療薬マニュアルを読んでいたのです。

すると先輩薬剤師がやってきて、「今は自分の勉強をする時間じゃない。仕事はいっぱいある。」と言われ、ちょっと言い返してふてくされる。

これの繰り返しでした。


原因② 独占欲の強さ

入職して半年以上経ってもこんなギスギス?した感じなら仕事もやりにくいだろうなーと感じていました。

しかし実は今いる病院が病院実習先だったというのです!

しかも実習期間が終わってからもその病院でバイトをしていたようで驚きました。

実習中のその子を知っている先輩に話を聞いてみると、最初はこんなに反抗的ではなかったらしいのです。(そらそうか)

反抗的になってしまったきっかけは、おそらく入職して初めての実習生にやきもちを妬いていたからではないかと推測されていました。

自分だけが可愛がられていた存在だったのに入職して扱いが変わり、実習生がちやほやされるのが気に食わなかったのだろうと。

親しくなりすぎた故の甘えだったのかもしれません。


原因③ コミュニケーションの不足

コミュニケーション能力は高い子でした。

しかし反抗的で不愛想な態度しか取らないものだから、最低限のコミュニケーションも疎かになっていました。

そのせいで先輩薬剤師に怒られ、ふてくされるという負のループ。

ちなみに薬剤師以外の医療従事者にはすごく愛想がよかったです。


原因④ 薬局内メンバーの性格の悪さ

薬局内メンバーの性格も原因の一つだったと思います。

いかんせん言い方がきつすぎる。

そんな言い方で、「はい、わかりました。」ってなるわけないやろって心の中で思っていました。

仕事ができても人を傷つけるような言い方しかできないのはいかがなものかと…




1年目薬剤師の第一印象と性格

虫眼鏡

私がその子と初めて会ったのは出勤初日の朝一番でした。

薬局に入り「おはようございます」というと「……」無視されました(笑)

第一印象は感じが悪く話しかけにくそうと思っていましたが実はすごく繊細さんでした。

自分はダメな薬剤師だと卑下していて、働くのが怖いと言っていました。

仕事に対しては真面目で勉強熱心な印象。

きっと怒られすぎて自信を無くしてしまったのだろうなと少し気の毒になりました。




病院薬剤師を1年で辞めた結果

退職届

いつも怒られていた病院薬剤師1年目の子はちょうど一年経ったころに、調剤薬局に転職されました。

2年目なら第二新卒として扱ってもらえるので転職も難しくないようです。

私の同期にも一年経たないうちに辞めた子がいましたが総合病院に転職してましたね。




私たちはどうすればよかったのか?

手を顎に当て悩む女性

正解はわかりませんが、少なくとも「きつい言葉で怒る(叱る)」ことは間違っていると思います。

その子を叱っていた先輩いわく、最初は優しく注意していたが全く変わらなかったため厳しく言うようにしたとのこと。

普段からまともに会話もしていないようでしたし、そういう日常のコミュニケーション不足が生んだものではないかと考えています。




まとめ

人間関係の問題は難しいです。

ちなみにこの記事でお話しした病院は薬剤師が病院への転職に失敗しないためには見学が必須な理由でも話している薬局長の性格が悪すぎる病院です。

上司ガチャを外さないためにも人を見極める力を養うことは重要ですね。